【校長講話】
生徒の皆さん、おはようございます。
今回の終業式も、新型コロナウイルス対策として、密集を避け、放送にて話をします。
前期を振り返ると臨時休業からのスタートで、学校が始まったのは約2ヶ月遅れ、短い夏休みを経て、初めての試みで2日間連続で青豊祭、体育大会を実施しました。困難な状況の中で、君たちの諦めない姿勢を見ることができました。
今日は、すでに君たちが実践してくれているコロナウイルス対策について、もう一度再確認の意味で話をします。
現在、学校ではマスクの着用、換気、手洗い・うがいの実践、放課後の消毒、各部活動におけるコロナ対策等、できる限りの対策をとっています。みんなが知っている3密を避ける努力をしています。この3密「密集、密接、密閉」の内、学校生活において、なかなか避けることのできないものが含まれています。それは、「密集」です。全校集会は今回避けていますが、教室では少人数以外では「密集」は避けることはできません。しかし、学校でクラスターが発生していないのはなぜでしょう。それは、密集していても、全員がマスクを着用しており、換気をし、大きな声でしゃべったりしていないからです。
濃厚接触者になる可能性が高いのは、マスクを着用しない状態で、15分以上近くで話したりしている人だそうです。授業中には、このような状況になることはありません。心配なのは、食事中と登下校及び部活動です。食事中にマスクをすることはできません。友達同士で食べることはよいのですが、距離のない対面で話をしながら食べていませんか。登下校、特に下校中にマスクを外した状態で、大きな声で話をしていませんか。マスクによって、飛沫の飛散を防ぐことができます。あとは、手洗いとうがい、そして換気をこまめにすることです。これによって、手や喉についたウイルスも洗い流すことができ、かなりの確率で感染を防ぐことができます。マスクの着用と手洗い・うがいの重要性を再確認してください。
これから、風邪やインフルエンザの流行る季節になり、再度、新型コロナが感染拡大する可能性があります。
各自で、できる予防を継続していくことが大切です。